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今回の一喝
 
第一回
 
写真1

八百坂仁(やおさか・ひとし):

1948年北海道室蘭市生まれ。75年、脱サラして高円寺で「酒蔵駒八」開業。80年に田町に移転し、「駒八本店」開店。現在は「駒八」10店舗を始め、「K's BARきらら」「たちのみや二合半」「鮨 きらん」など数多くの業態の本格派居酒屋を展開。還暦を迎えた現在も、オヤジとして「駒八本店」の店頭に立ち続けている。

 

「駒八本店」東京都港区芝5-12-4 03-3453-2530

HP)(地図

 

ホッピーミ〜ナ:

本名は石渡美奈(いしわたり・みな)。ホッピービバレッジの取締役副社長にして、空飛ぶ看板娘。1990年に立教大学卒業後、大手食品メーカーに入社。93年に退社後、広告代理店でのアルバイトを経て、祖父が創業したホッピービバレッジに入社。広報宣伝を担当し、ブログが人気を博すなど、ホッピーブームに貢献している。

 
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ミ〜ナ:

お邪魔しま〜す! 日本の飲食業を支える元気なオヤジさんを訪ねて、ためになる「一喝!」をもらおうという、今回の連載企画。第1回は田町にある「駒八 本店」さんにお邪魔しました。この店のオヤジさん、八百坂仁さんは、私にとってお父さんのような人。経営のことを、いろいろ教えていただいています。


八百坂:

いやいや、ミーナさんには、僕のほうこそお世話になってますよ。昨年やった「居酒屋経営塾」では、ゲストに来ていただきましたね。あの日は会場も盛り上がったなあ。うちでは以前から、ほぼ全店でホッピーを扱っていますし、最近、ホッピーが若者の間でも再ブレイクしたので、新しい店で飲んでみたりはしてたんです。でも、ミーナさんとお近づきになってからは、毎晩、店から帰りがけに、ホッピーを1杯、必ず飲むようになっちゃいました。実は、メタボ対策でもあるんだけどね(笑)。ホッピーを毎日飲むと、飲み方が変わってきますね。最初は白からスタートして、白が少し飽きて、次に黒に行った。さらにハーフ&ハーフを通って、最近はまた白に戻っちゃた。あれは何なんだろう?


ミ〜ナ:

私もそんな感じですよ。最初は黒で、次にハーフ&ハーフ、最近は白派になりました。ホッピーの白って、ドライですから、初めて飲んだ時には、少し物足りないと思うんです。だから、コク味のある黒とかハーフ&ハーフが飲みたくなる。ところが、さらに飲みつけてくると、逆に黒とかは重く感じるようになっちゃう。最後はやっぱり白。ひと回りして白まで来ちゃうと、完全にホッピーにハマッてるんです。


八百坂:

なるほど、白はホッピーの原点だしね。確かに僕なんか、相当ハマッちゃってるものなあ(笑)。

 

ミ〜ナ:

ところで、私たちヒヨッ子経営者たちは、いまの大不況で、すごく不安になってると思うんです。そういう時に、八百坂さんのような私たちのお父さん世代が、ガッツリ頑張って、着実に業績を伸ばしているのを見ると、すごく安心する。ああ、こういう人に教えてもらえば大丈夫だ、付いていこうと思うんです。八百坂さんは、いまでもご自分で市場にいらして仕入れをされる。お店にもいつも出ていて、私が来ると「おお!」と声をかけて下さる。あれが嬉しいんですよね。


八百坂:

僕は現場第一主義だからね。とにかく現場に出ないとダメだ。それと居酒屋はおもてなしの心が大事。お客様は、命の次に大事なお金を払ってまで来て下さるわけだから、何か、お土産を持って帰ってもらう。それが当たり前の心がけだと思いますよ。


ミ〜ナ:

最近のお店の中には、建物がきらびやかだったり、何か話題性を呼ぶんだけれども、実際に行ってみると、肝心な食べ物ちょっとイマイチ?なんてこともありますよね。その点、「駒八」さんは、何より食べ物がおいしい! もうそこに尽きると思いますね。私が大好きなのは、あれ!カボチャのアーモンド揚げ。1カ月に1度は食べないと、禁断症状が出るくらい好きです。


八百坂:

ホクホクのカボチャにたっぷりのアーモンドをぬって、揚げる。塩気をふることで、カボチャの甘味が引き立つ。うちではもう20年も出している人気メニューです。外人さんも喜ぶよ。


ミ〜ナ:

あれって、私は最初のひと口で絶対ヤケドするんです。ヤケドしないと食べた気がしない(笑)。ほかにもギンナンのヒスイ揚げとか、超定番メニューを考案された背景には、日頃の勉強熱心があると思います。八百坂さんは、話題になった居酒屋には、必ず行きますよね。


八百坂:

行く、行く。現場に行ってみないとね。最近だと、新橋なら立ち飲みの「竜馬」や「豚娘」とかに、普通のお客として行ってみる。行ってどうするかというと、その店の良いところだけをつかんでくる。せっかく店に行ったのに、アラさがしをする人がいるよね。あれはダメですよ。コンサルティングのために行ってるんじゃないんだから。僕はうちの店の参考になる、良い部分だけつかんで、全部いただいてくる。そうすれば、うちの店にも、うちのお客様にも、得になるんですから。

 
バックナンバー
第1回: 

「話題の店に行ったら、アラさがしはダメ!自分の店の参考になる、良いところだけをつかんでこい!」〜駒八 八百坂仁オヤジさん〜

第2回: 「お客さんを楽しませるよりも、まずはあなたたちが楽しめ!あなたたちが鏡になって、お客さんも楽しめる!」〜ティーケーエスグループ 神里隆オヤジさん〜

第3回:

「繁盛の秘訣はネーミング!よい発想は、真似(パロディ)や組み合わせから生まれる!」〜世界の山ちゃん 山本重雄オヤジさん〜

第4回: 「一番大事なのは筋を通すってことさ。結果的に儲けに走っちゃダメだってことだよ。」〜埼玉屋 小熊秀雄オヤジさん〜
第5回: 「ビールに氷を入れて飲みますか? それと同じで、せっかくおいしい飲み物を、薄めてどうするんだってことですよ。」〜尻臼 鈴木敏雄オヤジさん〜