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G級グルメ
 
うつぼ
 
第一回
 
動くフジツボの図。グ、グロテスク・・・
 
丸さんによるフジツボの食べ方レクチャー。
 
本文を読む

 

写真1
まだ生きている「生」のフジツボ。うねうね動きます。
 
写真2
手早く殻のお掃除をする丸さん。
 
写真3
ちなみに、今回の副菜は、カツオのたたき、生トマト、鶏のトマト煮込み。
 
写真4
上から見たフジツボ。これが食べもの!!??
 
写真5
今回のフジツボ、これが日本酒に合うんです!
 

 

 い〜香り!焼き始めると周囲に漂う磯の香り。さっそく、食してみると一同皆、「旨〜い!完璧コレ、日本人好みの味」ときたもんだ

 食のフラヌール(仏語で遊歩者。つまりは金さんのような遊び人)と呼ばれるフードプロデューサー中丸清(通称丸さん)が、一見グロテスクにしてゴージャスな食材であるG級グルメを紹介するこのコーナー、前回のウツボに続き、第2弾はフジツボ。なんだか、ウツボにフジツボと、ツボが続いてツボにはまったこの

企画、果たしてフジツボを食すとは、いかなるものなのか?
 

 このフジツボは漢字で書くと“富士壷”となり、みために石灰質の殻を持つ甲殻類の固着動物とされる。要するには、こう見えてもエビやカニの仲間。都市伝説では、ウソかマコトか、浜辺で転んで放っておくと、膝からフジツボが...なんて、話しもあるとかないとか。さて、フジツボは海に行けばどこにでも生息している。それもそのはず、実は大小様々、40数種にも及ぶフジツボが存在するとか。今回のフジツボ君は「ミネフジツボ」という品種。デカイ!なんでも、青森の七子八珍と呼ばれる珍味・特産のひとつであり、ホタテの殻にくっつけ養殖したものだそうな。その昔、とある料理人が、エビやカニの仲間と知り、食してみたところ、これが美味!というのが、食材としての始まりとも言われる。ちなみに甲殻類アレルギー体質の本誌編集長、2cm程のフジツボをひとつ食したところ「ウン、ややのどのかゆみがあるような、ないような」ということは、やはり甲殻類に間違いはなかろう。


 このフジツボの調理方法だが、まずはなんといっても浜焼き、酒も醤油も何も入れずそのまま直火で炙る。まさにエビの網焼きと同じ香りが。甲殻類の片鱗がこんなところにも。殻の中に含まれる海水が調味料となり、程よい塩加減となる。爪の部分を持って殻から引っ張り出し、そのままチュルリと吸うように食べる。その味は・・・エビとカニとホタテと卵を合わせたような、日本人には堪らない逸品。まさにグロテスクにしてゴージャス。小さな身を食した後のスープもまたこれが美味。酒呑みには堪らない!オトコの酒の肴としても、至極簡単な調理法なのでまずはお試しあれ。その他の調理方法として、殻ごとの浜茹でや、みそ汁などが丸さんのオススメだ。こちらも、調理のポイントは、ただタワシなどでゴシゴシ洗うだけ!といったシンプルなもの。ワイルドながら繊細な味、まさにG級グルメの王道を行く食材といえる。


 このフジツボは身にまとう殻の大きさの割に、実際食すところは牡蠣などに比べ、ほんのわずかな身の部分で案外高価なものとなる。ネット通販等では1kg5000円強程度、青森の郷土料理屋等でも、一人前3〜4個で1000円強もするのだとか。また、調理は簡単だが、食べるのにちょいとコツが必要となる。しかし、この面倒臭さも楽しみのひとつ。素敵な女性をエスコートして、スマートにフジツボの身を取り出せば、もう貴方は一流のダンディーの仲間入り?フジツボを制するものはG級グルメを制す!なんて、ことにはならないか…

 

 

「訂正とお詫び?」:
前回の予告で、今回のG級グルメは金魚!としたものの、まだ金魚を食す勇気がなく、今回は断念いたしました。回を重ね、勇気がわいた頃にチャレンジする所存です。

 
レシピ
 
ウツボ鍋
写真6

 フジツボを殻ごと網に乗せてから火にかけ、ティッシュもしくはアルミホイル等を口に被せておく(パ〜ンと弾け飛んでしまうことがあるため)。プシュっと吹いた音がしたら(=沸騰したら)、2分間そのまま待って出来上がり。

 
ウツボ干物

写真7 鍋に水を張り、殻ごとのフジツボをを入れる。そのまま火にかけ、沸騰してから5分で出来上がり。

 
その他
 浜焼き・浜茹でともに、身を食べた後に日本酒を殻の中にちょいと注ぎ、出汁とともに飲み干すのも乙。その他、フジツボの出汁で作ったみそ汁も美味い!
 

食材協力:旭水産

問い合わせ
飲食店開業&飲食店経営の総合支援

株式会社ファンフードプランニング

:FUN FOOD PLANNING 中丸さん宛
:E-mail nakamaru@funfood.co.jp

:Web http://www.funfood.co.jp/

飲食店開業&飲食店経営の総合業務支援ファンフードプランニング

 
バックナンバー
第1回:

ウツボ編

第2回:

フジツボ編

第3回: イソギンチャク編
第4回: チョウザメ編
 

 

 
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